ハンドケアはもちろん、手に触れられているだけでも高いリラクゼーション効果があるといわれています。クリームなどを併用すると、その香りからもリラクゼーション効果が得られ、浸透も良くなります。さらに手に刺激を与えると、老廃物を流すことができるので代謝が良くなります。むくみがとれて、手や指がほっそりしますよ。

最近、乾燥のひどい方が増えていますが、手全体の血行が良くなると乾燥しにくくなります。手のひらにはツボが多いので、全体的に刺激されることで体の他の部位が良くなる可能性もあります。また、指先には神経がたくさん通っていますので、爪の根元を刺激する、いわゆる「爪揉み」をすると、2枚爪や爪の縦線が減って爪が健康になります。

水を触ったらすぐにクリームを塗る、気がついたらオイルを塗る、というふうに頻繁にクリームやオイルを塗りながら刺激を与えることで、ささくれや乾燥を防ぎます。季節に関係なく、夏でも手は常に乾燥しています。手はとても年齢が出ますので、ちょっとしたケアをすることで、手年齢が若返ります。また、爪の健康には、親指の付け根と指のふしぶし、爪まわりを刺激すると良いでしょう。

たとえば、片手だけ1ヵ月ケアをすると、していない方と比べて10歳は違ってきます。手のケアをしている人は本当に少なくて、サロンへ来られるお客様の9割は乾燥しています。10代や20代の若い人も同じ。ハンドケアをすれば、ネイルの持ちが良くなり、手が若くなります。逆にいつもケアをしている方が1週間やらないと、すぐに歳をとった手になります。全く違ってきますので、こまめなケアとハンドマッサージをおススメします。